第一回パタンジェ村訪問 その1(2015年3月)
村の青年「ダムラジュ君」とのやりとり
前回記事「ネパール「パタンジェ村」支援のきっかけ」で登場する村の青年ダムラジュ君とメールでのやり取りをしていくうちに、村にはいくつかの課題があることが分かりました。
- 農業の知識が乏しい
- 現金収入を得る手段が少なく貧しい
- 村の教育レベルが低い
一番い大きい問題は現金収入を得る手段が少ないことです。村では多くの村人が農業に従事していますが、自給自足のための農業であり、「高く売れる農作物」や「農作物を加工したもの」は作っていません。
そこで、第一回パタンジェ村訪問では、農業支援を中心に村の生活をサポートしていくことにしました。
村にいろいろもんだいがあります。いい学校もないし、びょういんもないし, こまったことがあります。村の人はみんな のうぎょうをします。
でも、むかしからおなじたねと、おなじ system で、なかなかせいかつしにくいです。リンゴ・じゃがいも・とうもろこし・むぎはいっぱいできても、どうやってながもちできるか、そんなことはぜんぜんしらないです。ほとんど1けんのうちの1人は、でかせぎにいろいろな国にいきます。かくいえのしゅふとずっと村にいる人は、みんなのうぎょうをしています。とうもろこし、むぎ、じゃがいもとまめができます。たくさんりんごできていますがどうやってながくまでこわさないようにほぞんするかわからないですから、うれないりんごはみんなくさってだめになります。
どうやってながもちできるかぜんぜんしらないです。なかなかせいかつしにくいです。
ダムラジュ君からのメール一部抜粋
支援内容
ダムラジュ君とやり取りをする中で、農業支援に関する内容をこちらからいくつか提案をし、村からの要望が強かった5つの支援を行うことにしました。
- シイタケ栽培の方法を指導
- サツマイモの栽培方法を指導
- メロンの栽培方法を指導
- りんごジャムの作り方を実演指導
- ヤギの飼育のため、種ヤギをプレゼント